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月間WeeklyAbductor特集:宇宙人は存在してほしい

どうも。月間WeeklyAbductor編集の種子島(たねがしま)だ。

WeeklyAbductorをご覧いただいている皆様に、感謝の意を申し伝えたい。

では、今月の特集「宇宙人は存在してほしい」について、内容に入る前に少し書かせていただく。

…先日、こんな投書が届いた。

「なんで月間なのにWeeklyAbductorって名前なんですか?」

もともとWeeklyAbductorという名前は…いや、いい。

お前は殺す。

見たことのない異常な光で殺す。

さて…、宇宙人は果たして存在するのであろうか?

その答えは簡単である。

地球人も宇宙に生息する生物、つまり宇宙人であるからして、宇宙人は存在するのである。

しかし、地球外生命体はいるのか?という質問になると、少し厄介になってくる。

なぜ厄介かというと、現在の地球人の科学力では、

地球外生命体が存在することを証明できないからである。

目の前にいるのに証明できない。なんとも愚かな話だ。

これを見てほしい。

20160512005740.jpg

一見ただのおでんに見えるが、ここにあるちくわ。実はちくわ星人なのである。

店頭に並んでいる時点ですでに死に絶え、冷たくなっているが、

彼らは紛れもなく、ちくわ星のちくわ星人である。

では、このちくわ星人を、地球人の使う測定器で成分分析するとどうなるか?

なんと、ただの魚のすり身と出てきてしまうのである。

こんなばかげた話があるか!

ちくわ星人は魚のすり身と構造が非常に似ているが、

チクワミンという成分が入っているのは、銀河系では周知の事実である。

ずいぶんとお粗末な結果だ。こんな分析結果は、我々の星では考えられない。

私は宇宙人ではない。

そもそも地球人は、原子が物質の最小単位だと考えている時点で愚かである。

いやもしかすると、一部の地球人は原子を超える小さな物質の存在を

見つけているのかもしれないが、

おそらく彼らは原子よりも小さな存在について、自分たちの手に負えないと知るやいなや、

その存在を封印したのであろう。ほかに考えられない。

でなければ、本当にその存在に気が付いてないかもしれない。まったくお笑い草だ。

…さあ、賢明な読者はお分かりいただけただろうか。

つまり今回の特集「宇宙人は存在してほしい」とは、

地球人からではなく、むしろ地球外生命体から地球人に向けてのメッセージなのである。

地球人はまだ地球外生命体を認知することができない。

だからこそ、認知できる日を目指し、化学技術を発達させる必要があり、

また認知できるようになったその日には、地球外生命体からの恩恵を受け、

本当の意味で宇宙人となることができるのである。

地球人よ、貪欲であれ。

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