どうも。月間WeeklyAbductor編集の種子島(たねがしま)だ。
WeeklyAbductorをご覧いただいている皆様に、感謝の意を申し伝えたい。
では、今月の特集「宇宙人は存在してほしい」について、内容に入る前に少し書かせていただく。
…先日、こんな投書が届いた。
「なんで月間なのにWeeklyAbductorって名前なんですか?」
もともとWeeklyAbductorという名前は…いや、いい。
お前は殺す。
見たことのない異常な光で殺す。
さて…、宇宙人は果たして存在するのであろうか?
その答えは簡単である。
地球人も宇宙に生息する生物、つまり宇宙人であるからして、宇宙人は存在するのである。
しかし、地球外生命体はいるのか?という質問になると、少し厄介になってくる。
なぜ厄介かというと、現在の地球人の科学力では、
地球外生命体が存在することを証明できないからである。
目の前にいるのに証明できない。なんとも愚かな話だ。
これを見てほしい。
一見ただのおでんに見えるが、ここにあるちくわ。実はちくわ星人なのである。
店頭に並んでいる時点ですでに死に絶え、冷たくなっているが、
彼らは紛れもなく、ちくわ星のちくわ星人である。
では、このちくわ星人を、地球人の使う測定器で成分分析するとどうなるか?
なんと、ただの魚のすり身と出てきてしまうのである。
こんなばかげた話があるか!
ちくわ星人は魚のすり身と構造が非常に似ているが、
チクワミンという成分が入っているのは、銀河系では周知の事実である。
ずいぶんとお粗末な結果だ。こんな分析結果は、我々の星では考えられない。
私は宇宙人ではない。
そもそも地球人は、原子が物質の最小単位だと考えている時点で愚かである。
いやもしかすると、一部の地球人は原子を超える小さな物質の存在を
見つけているのかもしれないが、
おそらく彼らは原子よりも小さな存在について、自分たちの手に負えないと知るやいなや、
その存在を封印したのであろう。ほかに考えられない。
でなければ、本当にその存在に気が付いてないかもしれない。まったくお笑い草だ。
…さあ、賢明な読者はお分かりいただけただろうか。
つまり今回の特集「宇宙人は存在してほしい」とは、
地球人からではなく、むしろ地球外生命体から地球人に向けてのメッセージなのである。
地球人はまだ地球外生命体を認知することができない。
だからこそ、認知できる日を目指し、化学技術を発達させる必要があり、
また認知できるようになったその日には、地球外生命体からの恩恵を受け、
本当の意味で宇宙人となることができるのである。
地球人よ、貪欲であれ。