パッチーズは、去る2013年秋に「ゲームマーケット2013秋」にて
同人サークル「ロッキンチェアー」がお送りした、
妙にコンポーネントの多いボードゲームです。
イベント当日のレポート
■THE YELLOW PLACE
各カテゴリから当時を思うもよし、跡地として何かしらお楽しみいただければ幸いです。
パッチーズは、去る2013年秋に「ゲームマーケット2013秋」にて
同人サークル「ロッキンチェアー」がお送りした、
妙にコンポーネントの多いボードゲームです。
イベント当日のレポート
■THE YELLOW PLACE
各カテゴリから当時を思うもよし、跡地として何かしらお楽しみいただければ幸いです。
構成:
おおまかな紹介→プレイ動画(画像は再現写真)→キャラ紹介
今回の舞台はSFですので、宇宙。
宇宙のどこかにあるアパートから話は始まります。
そのアパートには個性的な10人が住んでおり、
とにかく何らかの形で大家の怒りを買っています。
この大家、相当なキレっぷりでして、
アパートの住人をマジでホスピタル送りにしようと息巻くほど。
そこで、プレイヤーはこの10人のうちの誰かを操作して、
大家に見つからないように近くの衛星や惑星に逃げ隠れしつつ、
引っ越す準備をする、というものです。
だったらSFじゃなくていいじゃないか、という質問に対しては、
「何が?」という答えしかこちらとしては用意できません。
ゲームの流れについても書いておきましょう。
プレイヤーは5×5=25マスある宇宙空間の、どこに隠れるかを最初に決めます。
そして、別に用意された山札には、
キレた大家がその宇宙空間のどこに攻撃を加えるかが書かれており、
プレイヤーが順番に山札をめくるたび、宇宙空間にある衛星や惑星が崩壊していきます。
大家が破壊した星にいたプレイヤーは脱落(ホスピタル送り)。
これを繰り返していき、縦、横、斜めに1列崩壊箇所がそろったらフェイズ終了。
生き残ったプレイヤーはポイントをもらえます。
そしてそのポイントが5錠(公式表現)たまったら、見事逃げ切り!です。
パッチーズは、そういうゲームです。
ちなみにおおまかな流れは以上ですが、
山札には通常の惑星破壊カードのほかにも特殊なカードが入っています。
まずはメダルカード。これを引くことにより
各キャラの特殊な能力が使えるようになっています。
最初に決めた場所から移動するような能力から、
山札の中身をのぞいたりする能力、さらにひどい能力なども。
加えて、大家と大家の子供も山札には入っており、
プレイヤーに悪影響を及ぼしてきます。
特に大家カードは今までの流れが一変するような恐怖のカードになってまして、
何よりまず顔が怖いです。能力どうこうより。
部屋番号#101にお住まいのスピルバーグさん。
職業はクラブDJで、ラジオDJがキライだそうです。
毎日ターンテーブルの練習に余念が無く、爆音で曲をかけまくった結果、
大家の怒りを買うことになりました。
ちなみに今回のパッチーズでの、いわゆる主人公的な扱いのキャラです。
スト2でいえばリュウですかね。
キャラクター性能もクセがなく、はじめて遊ぶときには彼を使うのが良いと思います。
部屋番号#102にお住まいのスコットさん。
職業はラジオDJで、クラブDJがキライだそうです。
あれ?デジャヴ?
お隣さんと同じように爆音で曲をかけまくった結果、
大家の怒りを買うことになりました。ライバル関係なので、仕方がない事です。
ちなみに彼も、今回のパッチーズでのいわゆる主人公的な扱いのキャラですね。
スト2でいえばケンでしょうか。
パッチーズは大家の破壊活動から逃げるゲームですので、
オーソドックスに宇宙空間のマスを移動する能力に加えて、
ちょっと山札の中をのぞき見る能力を持っています。スピルバーグも同じ。
めちゃくちゃゲームをひっかきまわす能力は無いですが、
その分シンプルに、素直に遊ぶことが出来ます。
部屋番号#201にお住まいのキャメロンさん。
職業は大学生で良家のお嬢様ですが、こんな顔して部屋がゴミ屋敷。
そりゃまあ、大家の怒りも買うわな…。
つか珍しくまっとうな絵ですな(笑)!
こういうなんか…代官山あたりのカフェでしゃべってそうなキャラって
意外と見かけないなーとか思ったので、
ある意味新しいかな、みたいなカンジで描きました。
動作としては身のこなしの軽いキャラで、
5×5マスで構成された宇宙空間を、他のキャラよりも柔軟に渡り歩くことが出来ます。
ただその分、山札や宇宙空間に干渉するような動作はできません。
部屋番号#202にお住まいの、ルーカス。
職業は花屋ですが、個人的に育ててる…というか、飼ってるというか、
そんなようなニュアンスの植物がちょいちょい暴れるため、
大家から怒りを買っています。
まあ、この絵を見る限り暴れそうなカンジではありますね…。
昨日紹介した回避型のキャメロンとはまた違って、
彼からは少し攻めの姿勢が見えます。
なんと、故意に山札から一枚カードを引く能力があります。
自分のターンで引く一枚と、さらに能力でもう一枚。
つまり大家の破壊活動が加速するという事です。
あわせて山札を少しのぞき見る能力を他のキャラよりも低コストで備えているため、
おもしろい立ち回りができそうです。
まあもちろん、自分の能力で自滅することもありますけどね!
盤面を移動する能力は逆に薄いので…。
部屋番号#203にお住まいの、ナッチ。
体長8cmの小型ロボット。ものすごい前向き。いつでも全力投球。
その小型な体を生かして、配管工をしています。内側から溶接も出来ちゃう!
ただ誰か部屋に訪れるたび…気配はするのに不在、と思われることが多く、
結果として「あの部屋には幽霊が住んでいる」と疑われるようになってしまい、
大家から怒りを買いました。
キャラクターとしては昨日紹介したルーカスにちょっと似てるんですが、
最大の特徴はメダルの能力を貯めた分一気に放出できること。
イメージ的には、ボンバーマンのバトルで爆弾置きまくりながら
ジグザグに駆け巡るようなイメージでしょうか。
カード引いて、ひとつ移動して、カード引いて…というのもアリですし、
とにかくありったけのメダルを使って移動しまくったりするのもアリ。
意外なところで爆発力を見せることが出来そうです。