内容説明一覧

遊び方:チーム戦について

4人以上の偶数人数でチーム戦もできるようになっています。
奇数で余った場合はその人はブッシュサポーターを担当してください。

■チーム戦による変則ルール

ブッシュマスターでは、ポジティブタイプとネガティブタイプの2チームに分かれたチーム戦を行なう事が出来ます。
ゲームプレイ中の動作はほとんどシングル戦と変わりませんが、ルールが若干変更されます。

・”対戦相手”の定義が”自分以外”ではなく”自分とチームメイト以外”に変化します。
例:ドクターのネガティブマス能力「他の全ての”対戦相手”はポイント-1」は
シングル戦の場合はドクター使用プレイヤー以外でしたが、
チーム戦の場合はポジティブチームのみが対象となります。

・”プレイヤー”の定義は変化しません。
このため、場合によっては自分の行動でチームメイトも不利益を被ります。

・勝者の決定は総得点数で競い合います。
例:終了処理後にガイジンが4ポイント、ロボAが4ポイントに対して
ニンジャが2ポイント、ドロボウが7ポイントの場合、
ポジティブチーム8ポイント、ネガティブチーム9ポイントで
ネガティブチーム全員でブッシュマスターズとなります。

・skipはシングル戦同様に機能します。
チームメイトを飛ばさないように、チーム戦の時はプレイヤーの並びを交互にします。

・ハイブリッドのデッキは使用できません。

・終了処理のポイント加算はシングル戦と同じ方法で行ないます。

・最初の手番はシングル戦同様に一番ブッシュに似ているプレイヤーからはじめます。


盤面(読み:ブッシュフィールド)について

ブッシュマスターの特徴の一つに、盤面が固定ではないと言う点があります。
1枚ずつのスタートタイルとゴールタイル、13枚の赤と青のタイル、7枚の黄色いタイル。
以上の合計35枚のタイルが盤面を形成します。
バラバラになっているため、スタートタイルとゴールタイルの位置以外は、
自由が利くようになっています。

製作者サイドの意思としては、シャッフルしてランダムに並べていく、
または付属のマニュアルに書いてあるパターン例通りに並べる方法を推奨しています。

ランダム設置の際には設置ルールが存在し、
赤と青のタイルは連続3枚までと言う形式を取っています。
4枚以上並ぶと、突破が困難だったり実質不能になるキャラクターも居るので、
4枚以上並んだ時は再設置するか、一気に並べた後に微調整を行なってください。
そのルールに従った状態で出来た盤面でも、割とゲームが荒れます。
また、ゲームの準備でデッキ選出が一番最初である理由は、
ランダムで完成した盤面に最も順応したデッキを選ばせない、と言う
システム設計者の無邪気な悪意があったりします。

固定の設置例では、最大でも赤と青のタイルは連続2枚で留まっており、
各デッキは盤面の困難に直面しにくいようになっています。
また、盤面の中ごろに黄色いタイルが固まっているのもポイントであり、
ゲームの終盤、足の速いキャラがゴールする手前辺りで、
足の遅いキャラが差し掛かる辺りに固めてあり、
イベントカードに勝負を託す形も取れるようになっています。
逆に、ゲーム中盤にその辺りを通過する足の速いデッキは、
安定したその状態を崩す可能性として、黄を避けたい場合もあるので
そう言う考えと速さのデッキには障害にもなりうる可能性があります。

ゲームに慣れるまでは、固定設置例の盤面で遊んでいただき、
慣れてきたらランダムや設置例のカスタム、オリジナルの盤面をつくり、
参加プレイヤー好みの調整をいい感じに作ってみてください。


記述の食い違いについて

マニュアルとキャラシートの記述に食い違いがありました。
既に気がついた方もいらっしゃるかもしれませんが、
製作側の不手際で混乱させてしまいまして申し訳ありません。

・ハイブリッドについて
マニュアル:イベントの時はポジティブ、ネガティブ参照の際両方を受ける
キャラシート:イベントの時はポジティブ、ネガティブ参照の効果は無視する

となっていますが、基本的にはどちらでもほとんど違いは出ません。
マニュアル遵守の場合は合算になるため、合計した際に有利不利が生まれますが、
イベントカードのポジティブ、ネガティブ参照内容のものは
ほとんど全てが合算した場合0かわずかにプラスとなっていますので、
マニュアル遵守の場合はほんの少しだけ有利となります。
逆にキャラシート遵守の場合は有利不利は生まれませんが、処理が非常に簡単です。

…さて、どちらにあわせるかですが、初期案の通りマニュアルに合わせて頂くと、
ハイブリッドタイプの設計通りに機能するため、こちらを推奨します。
理解が少々面倒ですが、ハイブリッドデッキを使える程度に慣れている場合は問題なく処理できると思われます。

ですが、マニュアルに合わせないと深刻な展開になるかと言われるとそうでもないため、
ゲーム開始前にどちらにあわせるかをプレイヤー同士で相談し、
お好みの側で遊んで頂くのも一向に構わないと考えています。