Rockin'chair(ロッキンチェアー)は、ジャジャの個人サークルです。
同人誌は個人、アナログゲームはClash(大破)とnigami(サイトウ)がゲストメンバーになります。
新作の予定は今のところありません。最近何やってるかは個人サイトをどうぞ。

エントリー

2011年11月の記事は以下のとおりです。

宣伝動画

予約の参考に…拡張パックの簡易紹介

予約でついてくるパックは何がいいのかなとお悩みの方へ、
各パックについてくるデッキの大まかな紹介を。

・イエローパック
イエローパックには、スタンダードに近く使いやすいゴスロリ&ガングロデッキ、
チーム戦向けのバトラー&メイドデッキ、
イベントカードの確認や他人の切り札を使ったり封じたり出来るイタコ&エスパーデッキ、
弱キャラが突然調整適当みたいな強烈デッキに変貌するピエロ>ジョーカーデッキの
計4種実質7組が入っています。
バトラー系はチーム戦向けが主で、シングルでは使い道ほぼ無いのですが、
その分1デッキ多いようになってます。
総数でいうとお得で、面白いのが入ってます。

・ピンクパック
ピンクパックには、初期段階でトークンを盤面に配置、
他人にそのトークンを拾ってもらう事でそれをポイントにするベビー&キッズデッキ、
トークンを自ら撒き散らせる上に他人のトークンの扱いも得意なタンテイ&スパイデッキ、
基本セットのガイジンやニンジャとは違ったギミックでイベントカードに向き合えるコック&板前デッキの
計3種6組が入っています。
トークン周りが結構多く、唯一トークンを使わないコック達も
イベントカードのリスクを減らせるデッキで、
テクニカルなのが揃ってるのでそう言うのが好きならば。

・シルバーパック
シルバーパックにはイベントカードからの影響を完全に無視する和尚&アーミーデッキ、
初期値が高いけど増やせず減るばかりのセキトリ&フクメンデッキ、
ポジティブでもありかつネガティブでもあるコンビ&ファミリーデッキの
計3種6組が入っています。
セキトリ系は割と分かりやすいデザインしてますが、
それ以外の2つはイベントカードを無視とか両方のカテゴリとかが分かり辛く、ちょい面倒。
ルールの無視や常識の逸脱が好きな貴方へお勧め。

個人的には迷ったらイエローがいいんじゃないかなと思うんですよ。
ピエロからジョーカーとかはロマンですし、
4人や6人でチーム戦になっても支援型が居るし、
6人全員が無難なデッキを使いたい場合は、
基本セットのロボやオカマ系にゴスロリ系組み合わせて対応、
ちょっと変わった人が必要ならイタコ系と案外網羅範囲広いです。

パッケージ内容

ファイル 10-1.gif
■盤面用タイル
 (スタート、ゴール、ポジティブ、ネガティブ、イベント、以上5種35枚)
■ブッシュボード
■イベントカード
■ネガポジコイン
■解説書
■はじめにお読みください(内容物説明書)

■キャラクターデッキ【基本パック】
 (キャラシート、デッキカード、トークン、コマ)×10キャラ分
 ●ビルダー●ガイジン●イヌ●オカマ●ロボA
 ▲ドクター▲ニンジャ▲ドロボウ▲イケメン▲ロボB

ファイル 10-2.gif
■キャラクターデッキ【イエローパック】
 (キャラシート、デッキカード、トークン、コマ)×7キャラ分
 ●ガングロ●エスパー●バトラー★ピエロ/ジョーカー
 ▲ゴスロリ▲イタコ▲メイド

ファイル 10-3.gif
■キャラクターデッキ【シルバーパック】
 (キャラシート、デッキカード、トークン、コマ)×6キャラ分
 ●オショウ★コンビ●セキトリ
 ▲アーミー★ファミリー▲フクメン

ファイル 10-4.gif
■キャラクターデッキ【ピンクパック】
 (キャラシート、デッキカード、トークン、コマ)×6キャラ分
 ●ベビー●イタマエ●タンテイ
 ▲キッズ▲コック▲スパイ

ブッシュマスターについて

大体の事はブッシュマスターとは、で語られていますが、
システムや概要を長々とご紹介したいと思います。

ブッシュマスターの基本は大体の人が触れてるであろう、
古典的なアナログゲームの一つ、スゴロクの一種です。
盤面をゴール目指して移動していくのが目的の一つで、
最終的な目的はポイントが最も高いプレイヤーとなる事です。
なので、単純な話をすると盤面を満足に進めなくても、
ポイントが十分にあればゲームの勝者になれます。

それを踏まえてですが、ゴールを目指すメリットと言うのが、
ゲーム終了時に得られるボーナスポイントの獲得です。
最もゴールから遠いプレイヤーとのマス差の分だけ、
ボーナスポイントが獲得できるようになっています。
ゴールする事は勝利に近づくメリットでもあるわけです。
そのため、進むと言う事もポイント獲得に繋がります。

ブッシュマスターでは、移動にサイコロを使用しません。
使用するのは移動カードが束になった、デッキです。
そのデッキを使い、移動を行ないますが、
移動が得意苦手、同じ機動力でも数字配分が違うなど、
デッキごとに特徴があります。
移動が苦手な場合は得意なデッキに対して、
ゴールを目指す勝負で勝つのは難しいですが、
盤面上の指示でポイントが増えやすいなどの個性もあり、
デッキごとに勝利への方法が異なります。

デッキの特徴としては、ポジティブとネガティブと言う
2種類のカテゴリがあります。
ポジティブカテゴリは自分自身に影響を、
ネガティブカテゴリは他者に影響を与える事が得意です。
平常時はその影響を出すデッキは多くありませんが、
1枚だけ入っている切り札と呼ばれる、
強力な効果を持ったカードの時に発揮されます。
また、盤面での指示や後述のイベントカードによって
同じ動作でもカテゴリ次第で異なる結果となる場合があります。

盤面は、固定のデザインではありません。
ポジティブにいい事、ネガティブに悪い事が起きる赤タイル、
その逆の性質を持った青タイル、
イベントカードを引く事ができる黄タイルの3種類で形成され、
それらを並べる事で初めて盤面が出来上がります。
テンプレートにしたがって並べる、シャッフルして並べる、
それらを気にせずお気に入りの並びにするなど
プレイヤー側の好みのデザインにする事も可能です。

ブッシュマスターにはイベントカードと言う物が存在します。
盤面の指示やデッキの能力によって引く事になるこれは、
いい事も悪い事も影響の無い事も含まれています。
どんな結果になるかは、ほとんどの場合引かないと分からないので、
外的要因で変化を与えたい時、これに頼るのも一つの選択です。

プレイ人数は2人から8人まで。
デッキの数だけ遊ぶ事も出来ますが、
デッキは基本セットに10、拡張パックを含めると29個もあるので、
1クラスで遊べるような事になる反面膨大な時間がかかります。
盤面に集まっていられる人数も考えると、8人程が推奨の上限です。

プレイ時間は2人で1ゲーム10-12分ほど、
6人でやる場合はおおよそ35-45分位になります。
前準備が手間ですが、集まりで最初に軽い物をと言う時には
ゲーム内容も手伝って比較的向いてるのではないでしょうか。

プレイヤーへの要求する要素が少なく、動作も比較的単純なので、
8歳前後でもゲームの目的を理解して遊べると思います。
ただし、他コンテンツをご覧になって分かるように、
ブッシュマスターのユーモアを理解するには
8歳よりいくらか年齢を重ねる必要があるかと思われます。

…ブッシュマスターはこのようなゲームです。
興味とチャンスがありましたら手にとって貰えれば幸いです。

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