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コンダクターのアクション

前回は大まかなゲームの流れをご紹介しましたが、

今回はいわゆる「親」と呼ばれる「コンダクター」の手番などについて。

 

コンダクターとは直訳で進行人、世界観としてもほぼそのままの意味で、

ビシバシオークションでその回のオークションを仕切る人です。でも持ち回りです。

 

やることはポイントを稼ぐために獲得するべき出品カードが2つの山札の一番上を見て、

どちらを今回出品するかを決定します。

選んだ側は裏向きのまま自分の前に置き、選ばなかった側は元あった山札に戻します。

その後、自分の手札から1から8まであるマネーカードのうち1枚を表向きで出します。

(当然、ゲームが進めば手札も減り、その選択肢も狭まります)

 

出品カードには+30 +20 +10 -20の4種類があり、(基本的に)限られた人が中身を知っています。

当然、選んだコンダクターは完全に把握していますし、

2つの山札から片方を選ぶ性質上、今回のコンダクターの前にコンダクターを行ったプレイヤーも

多少は把握していると言う事にも繋がっています。

 

以上を踏まえて、自分の手持ちの情報やコンダクターの出したカードの意味を読み取って、

他のプレイヤー、「バイヤー」は手札から1枚マネーカードを裏向きで出します。

 

後はもうコンダクターは出品カード、バイヤーはマネーカードをめくって勝負あるのみ。

コンダクターは先出しの弱みがあるので、相手を揺さぶって勝負を降ろさせたり、

わざと勝たせて-20を掴ませたりするのがポイントとなります。

 

 

余談ですが、普段どれだけこの手のゲームをやる時に信用されているかが分かります。

ロッキンチェアーメンバーでのテストプレイ時に、

+20に6を出した人が全く信用されずに、他の2人が1を出すと言う展開もありました。

結果的に勝ってはいるのですが、精神的に負けた上に6で1を倒した割に合わない戦いにもなりました。

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