コンビ(川中島&小松島) ファミリー(善子と凶次)
コンビ、ファミリーは2人で1つのデッキです。
2人1組なので、ポジティブでもありかつネガティブでもある、ハイブリッドタイプのデッキです。
つくりが複雑で、ルール把握に手間が掛かるので、
なれてきたプレイヤー向けのデッキとなっています。
メリットはポイント+2と1戻る。
両者を足すと潜在的なポイントは+1相当でありながら、使い道は並のそれらと違い、
1ばかりの手札であれば、一所に留まってポイントを稼ぐ事が可能となっています。
これを積極的に踏む場合、盤面の前進は諦め、
とにかくポイントを稼いで逃げ切るビルダーのような形になります。
デメリットはポイント-2と1進む。
こちらは両者を足すとポイントは-1相当。
ゴールに近づくと言うだけでも良い働きになる場合があります。
これを積極的に踏む場合は、ポイントを0で維持し、
ゴールのボーナスに勝負を託す形になるのですが、
スピードタイプよりは決定的に遅く、基本移動力も高くは無いため、
ロボ以上の機動力を持ったデッキ相手にスピード勝負に持ち込まれた時は有利とはいえません。
メリット、デメリットともに片方を集中して踏む事が大事となり、
両者を半端に踏むとどっちつかずの結果となってしまうのが弱点です。
ゲーム開始時にポイントを考えずゴールを目指すか、
ポイントを稼いで逃げ切るかを選ぶ必要があります。
切り札は2種類から選べる分弱くなっており、
どちらを選んでもロボの5進むよりも効果が小さい物となっています。
コンビは「4進む」か「自分以外3戻る」、ファミリーは「ポイント+4」か「自分以外ポイント-4」です。
自分を伸ばすか他者を縮めるかのどちらが有効かで決まります。
ハイブリッドの意味は「ポジティブでもあり、ネガティブでもある」ため、
イベントカードでどちらかを参照する場合は常に該当し、
「ポジティブの場合は1進み、ネガティブの場合は1戻る」と言う場合にはやはり両方を参照します。
そのため、上記の指示の場合は合算して「動かない」形になります。
(ポジティブの場合は2進み、ネガティブの場合は1戻る、の場合は合算して1進みます)
イベントにおいては常に色んな影響を受けるため、それが良くも悪くも働くようになっていますが、
両方を参照する場合は大体何も起こらないでしょう。
また、ハイブリッドタイプはチーム戦では使用不可能です。
青と赤の効果が多様で、意外な作用を持ち合わせていたりするので、
それらをうまく利用すれば状況や対戦相手に合わせた面白い動きができるデッキです。