- 2015/03/19
- 世界!ビシバシオークション, 告知宣伝
サークルカット
5月5日のゲームマーケットに出展するためのサークルカットが
できあがりましたので、お披露目です。
Rockin'chair(ロッキンチェアー)は、ジャジャの個人サークルです。
同人誌は個人、アナログゲームはClash(大破)とnigami(サイトウ)がゲストメンバーになります。
新作の予定は今のところありません。最近何やってるかは個人サイトをどうぞ。
パッチーズは、去る2013年秋に「ゲームマーケット2013秋」にて
同人サークル「ロッキンチェアー」がお送りした、
妙にコンポーネントの多いボードゲームです。
イベント当日のレポート
■THE YELLOW PLACE
各カテゴリから当時を思うもよし、跡地として何かしらお楽しみいただければ幸いです。
ココで言う以上は既に秘密じゃなくなったから成り立ち得ないタイトルなんですけどね。
それはそれとしてですが、盤面の構図と星の説明を。
盤面がありますね、ポイントごとに見ていくと、
31113
12221
12421
12221
31113
と言う構成になっています。
以前お話した星の分類紹介と重なる部分もありますが、
それぞれの分類ごとにこの構図においてどんな作用があるかを見てみたいと思います。主に私が。
・星団1pt)
主に隅っこに存在していて、これらの位置はフェーズ終了条件である
「盤面が縦、横、斜め一列に破壊される」条件の斜めから除外されている場所にあります。
物凄く単純な人の発想ですが、他の場所が3方向にかかっている(2については後述)のに対し、
これらは2箇所、縦と横にしかかかってないため、
山札に2枚しかない壊れにくさに加えて、自身が終了条件の一列に含まれにくい場所にも位置しています。
隅っこである為、逃げる場合の方向はちょっと少ないですが、
目に見えない場所でも案外保護されて居たりします。
基本的には逃げ先としての立ち位置である事がほとんどですが、
手堅く行くなら、4pt所持でさっさと終わらせて勝ちたいなら
初期配置としてもいいかもしれません。
・星系(2pt)
中ほどに固まっている為、逃げ先は沢山あり、2ptと言うのが案外いい感じなので、
とりあえずとか迷ったらって気持ちで置いていけるのが強みの場所です。
4の上下左右の4箇所は斜めにかかっておらず、見た感じ安全そうですが、
それぞれが斜めにかかっている2と共通のカテゴリである為、実は危険度は極端に変わりません。
斜めが壊れる時は上下左右の星も2つは壊れてます。
例えば画像でアパートの上側にあるハイロスは、右下のエンビアとペアになっていて、
3方向にかかっているエンビアが大家に破砕される事はハイロスも同時に壊れる事を意味しています。
しかも、上下左右にしか動けないタイプの場合は、
一方向がアパートである点を考えると安全を求めての移動の場合は
実質一箇所は死に先なので、思ったより危ない感じです。
それでも結構カジュアルに置いていけるので、初手は無難にココをお勧めします。
・惑星(3pt)
山札からの危険度は2ptと同等ですが盤面の四隅にあり、数が少ないです。
基本的には逃げ場が少なく、逃げ先も1ptと言うのが困りどころながらも、
うまく生き残れるとポイントを大きく獲得できるチャンスを秘めています。
ただ見た目より宜しくない点として
このゲームの性質上、1や2が多く含まれる縦横よりも壊れやすい4を含み、
1が存在しない斜めが揃ってフェーズが終わる事が一番ありうるので、
それに属している位置であるという点でそのリスクはまあお察し頂ければ。
あと周囲の1pt2箇所に誰かが居ると動けないと言う困った場所でもあります。
追い上げる為に、このフェーズで終わるって時に追い越すことを考える時になど
逆転が現実的な程度の不利をどうにかする時にお勧めです。
・アパート(4pt)
唯一、4列の終了条件に関わっている場所でありかつ一撃で壊れる危険な場所です。
大体の場合は壊れる為、シヌンデスで誰かを押し込んだり、
自分が不利なときに皆を呼び寄せて命を脅かすとかするような形になりますが、
10回に1回くらい無事な事もあるので、これで逆転なんて事もまれにあります。
気が変わったら逃げる事も簡単な魔性の魅力を放つ場所。
…盤面の事が分かると、何となく初期配置とか先に置いた人の動向を見て
自分がどこに置くと面白いかとかを考えられる。はずです。そしてそれに意味がある。はずです。
パッチーズを遊んでる風景。
真ん中の5×5が宇宙空間で、山札からカードが引かれるたび
この宇宙空間がブチギレ大家によって破壊されていく…。
ということでパッチーズキャラ紹介、今日は今まで紹介したプレイヤーキャラ10人を
恐怖のどん底にたたき落とす、大家のご紹介です。
えー…、大家です。
10人が住んでいる「メゾン・ド・ラード」の大家、ビフ。
ちなみにもっと怖い顔の絵があるんですが、
それは製品版のお楽しみ?ということで…。
ビフはですねー、ウチのサイトが開設したての頃、CGI掲示板のアイコンにいましたね。
ボードゲーム作成ではサイトのキャラは引っ張ってこないようにしてるんですが、
今回こいつだけ引っ張ってきました。ビジュアルのインパクトがね、やっぱりね。
ちなみにこの大家、ウラ設定だけの参加ではありません。
大家、山札の中にひそんでいます。
通常のゲーム進行は、プレイヤーが山札から1枚引き、
同じカードがペアになったらその星が壊れる、というものですが、
大家が出てくるとプレイヤーが能力を使うために必要なメダルのカードを
ムシャムシャたべてしまうという…。
そしてさらに、メダルを3枚食べると、
まだ1枚しか出ていない星をすべてブッ壊してしまうという、
めちゃくちゃ危険なカード。です。
そしてさらに、
大家ほどではないですがなかなかの悪さをする、3体の子供たち、
通称コビフも存在します。
フランク。
彼は全プレイヤーの持っているメダルカードをすべて捨てさせてしまいます。
ムカつきます。
ジャーキー。
彼女が出たら、山札からカードをいきなり5枚引くはめになります。
大家の破壊が加速します。
ロースハム。
ロースハムって名前か?大丈夫か?
このカードを引いたら、引いた人のところに強制的に全員集められます。
…なんちゅう一家だ……。
つーことでですね、お求め下さった皆様は
大家の恐怖に怯えながら宇宙空間を渡り歩くことになりますので、
それなりの覚悟をしておいてください。
今回は各キャラクターが持つ能力の一部とそれに必要なメダルの紹介。
・メダル
山札から引いてきた時に獲得できるカードです。
獲得した場合はキャラシートのそばに公開状態で置きます。
メダルには元々メダルとして存在しているカードが2種類、
特定環境でメダルとして扱うカードが1種類あります。
前者はメダル1枚分のメダル1、メダル2枚分のメダル2が、
後者は破壊された星の攻撃カードで、メダル1枚分として機能します。
気をつけるのはメダルの支払いは余剰分は戻ってきません。
コスト1の能力を使うのにメダル2で支払っても、お釣りはかえりません。
・能力一部紹介
縦か横に1つ移動する コスト1
もっとも基本的な能力で、ほぼ全員が持っています。
今居る場所が危ないかなーと思ったら使う、
居る場所より高得点の場所が安全と見たら動く、など思いつく限りの使い方があります。
好きな星にワープする コスト4
移動が得意なキャメロンの能力です。
コストはかなりかかり、対戦人数次第ではほぼ諦めの能力ですが、
綺麗に入ると一気にリードを取れる強力さも持ち合わせています。
山札から一枚引く コスト1
山札周りが得意なルーカスの能力です。
山札公開がゲームの進行とイコールしているゲームなので、展開加速に使えます。
手番がきたらすぐ逃げたい人にプレッシャーを与えたりするのも楽しいです。
メダルを引いたら獲得できるので、運がいいと毎回のように使用することもできます。
山札から自分の居る場所のカードを探してスタックに置く コスト0
盤面攻撃が得意なアストロコングの能力です。
使い放題ですが自分の居る場所限定で攻撃します。自分の死が近づきますが、
一緒にたまたま居た人を道連れにしたり、共通する組の星を攻撃したり、
自分の他の能力と組み合わせてダメージを与えて逃げたりもできます。
探し終わったら山札は戻す前にシャッフルして下さい。
自分以外のメダルを1枚破棄させる コスト3
嫌がらせのお化けみたいなイツカ=シヌンデスの能力です。
自分自身のコスト支払いも大きいですが、他者のメダルを叩き落せます。
叩き落すメダルはちゃんとメダル2を優先するため、受ける側はとても不愉快。
参加人数が多いほど効果も大きく、またメダルカードを1枚だけの人には
行動不能を宣告する事もできます。
…他にもいろんな能力があったりしますので、
なんか使える環境が整ったらいっちょイベント感覚で使ってみてください。
参加人数次第ではコスト3以上は壮大なオマケである事が多いですが…
パッチーズの盤面にあたる、宇宙を構成する星などの紹介。
大分類は4種類。
フェーズ終了時に立っている事でポイントが1錠貰える「星団」。
2錠貰える「星系」、3錠貰える「惑星」、4錠貰える「アパート」があります。
・星団
衛星や人の手が加えられたアステロイドなど、人工的な小規模の星です。
盤面の約半数を占める比率で存在し、
同じタイプを持つ2つの星が6組、計12箇所存在しています。
1錠しか貰えませんが、山札にそれぞれの組に対応する攻撃カードが2枚ずつしかなく、
最も安全に手堅くポイントを稼げる場所です。
・星系
居住よりも資源の採取を目的とした星です。ポイントが2錠貰えます。
星団より少なく、同じタイプを持つ星が4組の計8箇所となっています。
また、山札に攻撃カードが3枚あるので、危険度は星団より上と言えます。
・惑星
結構栄えているメジャーな星です。ポイントが3錠貰えます。
星系との違いは盤面上の枚数で、組はなく4箇所のみです。
山札の攻撃カードは星系と変わりありませんが、
初期配置で隅っこにあって逃げ辛かったり、近くにあっても人が居座ったりして行けず、
ちょっとだけ居心地が悪くなっています。
・アパート
このゲームの重要な場所です。ポイントが4錠貰えます。
盤面に1箇所しかなく、中央に鎮座してます。
山札の攻撃カードは2枚だけですが、
そのかわりといっちゃなんですが一撃で破壊されます。
大体の場合壊れるのですが、まれに残るとかもあるので、まさかの逆転を狙うなら視野に入ります。
プレイヤーはフェーズ開始時にポイントの高い人から順番に、
好きな星に置く事が出来ます。他のプレイヤーと同じ位置でも構いません。
ポイントが遅れている人はトップの人の配置を見てからどう動くか考えるのもいいでしょう。